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2005年 03月 21日
<福岡沖玄界地震>海底の未知の断層が横ずれ起こす 調査委
福岡沖玄海地震、かなり大きな被害が出ているようで、被災者の方々に心からお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈りしています。 こういう事が起こるので「地震予知」技術を早く実用化してほしい、と思っているのですが、地震が起こるたびに「未知の断層が・・・」などと言っているようでは、実用化はかなり遠いのでしょう。 「30年間以内にマグニチュード7級の地震を起こす確率は0.4%と推定」 されていたそうですから。とにかくゼロでない、と言う予想にはなっていた、と言えるのでしょうか。地震予知連絡会では、国内の様々な機関と連絡を取りながら「地震予知に関する調査・観測・研究結果等の情報の交換とそれらに基づく学術的な検討を行う」連絡会です。そこでは、地震発生が危惧される南関東、東海などの地域を選び、特定・強化観測地域として重点的に観測しているそうで今回の福岡沖に関しては、特定地域に選ばれていません。特定観測地域には、地震が起こらないとなかなか選ばれないようです。 古い話になりますが、地球観測サミットなるものが開催され、環境問題や、防災の観点から「地球観測」が重要であることが訴えられています。これが開催されてから、日本では新潟中越地震や今回の福岡沖玄海地震、海外でもスマトラを始め多くの地震が起こっています。現時点で予知が困難だとしても、きちんと「観測」することにより、予知技術の向上を図らねばならないと思います。「重点地域」だけ観測しても、ノーマークの地域で地震が起こってしまえば、観測データが乏しく、すべて「未知の・・・」で片づけられてしまいますから。
by f16fightingfalcon
| 2005-03-21 22:25
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