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2005年 03月 27日
多くのドイツ人が「ベルリンの壁」復活を望む
壁が崩れてから、既に15年も経つというのに、まだ本当の意味で「統一ドイツ」が出来ていないって事でしょうか。壁があった方が良い、というのは極端な意見だと思いますが、元々同じ国家が50年近く分断されて、別々の道を辿った結果、深い溝が生まれてしまったのでしょう。モノとしての壁、ではなくて、人の交流すら絶ってしまい、全く異なる体制でそれぞれの道を歩んでしまった、分断の象徴、である壁を「復活」などとあり得ないとは思いますが、それほど病んでしまっているのでしょうか。 壁が崩れた当時、人々は熱狂し、自ら壁にハンマーを振るって、壁を打ち壊している姿をテレビの中継で見た覚えがあります。そして、その年のクリスマス、レナード・バーンスタインの呼びかけに応じたアーティストが集い、東西ドイツと占領していた側の米英仏ソの各国から参集したメンバーでベートーベンの第9交響曲を歌い上げました。バーンスタインは"Ode an die Freude"を"Ode an die Freiheit"と変更し、「自由への賛歌」として歌い上げました。 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125 ジューン・アンダーソン(ソプラノ:米) サラ・ウォーカー(メッゾ・ソプラノ:英) クラウス・ケーニヒ(テノール:東ドイツ) ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス:西ドイツ) バイエルン放送合唱団(西ドイツ)ベルリン放送合唱団員(東ドイツ)ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団(東ドイツ) バイエルン放送交響楽団(西ドイツ)、ドレスデン国立管弦楽団員(東ドイツ)、ニューヨーク・フィルハーモニック団員(米)、ロンドン交響楽団員(英)、レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団員(ソ)、パリ管弦楽団員(仏) 指揮:レナード・バーンスタイン (DG F25G29131) これだけのアーティストがクリスマスに東ベルリン・シャウシュピールハウスに集まり、壁の崩壊、自由を祝ったのです。その「自由」がもたらしたものが、この結果であるとすると、少し残念です。自由と引き替えに失ったものが何かあったのでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2005-03-27 14:46
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