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2005年 05月 03日
<尼崎脱線事故>運転席で非常ブレーキ 運転士操作か調査
新ATS配備まで再開せず 福知山線の不通区間 事故原因の調査が進んでいるようです。是非本質を見失わないよう、調査を進めていただきたいものです。今の車両にせよ、線路や運行管理システムにしても、格段に進歩していて、それが原因で特に危険になった、という訳ではないと思います。昔ながらの線路に、旧型の車両が走っていたら安全であったのか、というとNoだとおもいます。安全は、上を見ればきりがなく、どこまでやっても「完全」ということはあり得ません。結局、システムを運用するのは「人」であり、どのような安全対策が施されていても、運用する人がそれを理解し、活用しない限りは意味がありません。そういう意味で、本質をとらえる調査が必要です。 例えば、事故調査委員会は「事故現場は、97年3月に開通したJR東西線に合わせ、半径600メートルから半径300メートルに線路が付け替えられていた。」ことも問題にされているようですが、「半径300メートル」のカーブはおそらく全国に散在しているはずですし、5年前の地下鉄日比谷線の脱線箇所は半径200メートル程度だったと思います。日本には半径30メートルという箇所もあるぐらいです。そうは言っても、「急カーブ」であるという認識があり、制限速度も設けていたにもかかわらず、「秒単位で時間管理」を実施したために「ルールを守らない運転」が慣例となってしまったところが問題でしょう。従ってATSがあろうがなかろうが、「解除」できるシステムであれば、あっても意味がありません。 確かに新型ATSの方がより安全になるのはわかりますが、「新型ATSが条件」などとおっしゃる前に、本質を明らかにしてください。
by f16fightingfalcon
| 2005-05-03 01:29
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