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2005年 05月 28日
中国が「強烈な憤慨」 森岡政務官発言で
<森岡政務官発言>中国外務省が「強い憤慨」表明のコメント <靖国問題>「A級戦犯はもう罪人ではない」と自民・森岡氏 今更中華思想云々や、この政務官がなぜこんな発言をこの時期にしたのか、ということは置いておいて、また、例の戦争犯罪を裁いた法廷の妥当性も置いておくとして、「A級戦犯」という罪は、いかなる方法でも償えないのでしょうか。何人かの方が死刑になって、生命を以て、断罪された罪を償った訳です。この点では既に「罪を償った方々」だと言えると思います。政務官の方がこのような意図でおっしゃったのかどうか、分かりませんが、「国際正義と人類の良識に対する公然たる挑戦」などと言われる話ではないと思います。もちろん、感情的な問題はあると思いますから、日本の政治家も、もう少し発言に注意された方が良いとは思います。 中国では、一度犯罪を犯すと、どのような刑罰を受けようと、謝罪や補償をしようと、永遠に許されず、罪を犯した方がお亡くなりになったとしても、「お祭りする」ということもなさらないのでしょうか。 「曽子曰、慎終追遠、民徳帰厚矣」 親や祖先の葬儀やお祭りをきちんとすることによって、人々の徳が厚くなるということが、中国の古典にかかれています。戦犯であろうと、「二度とこのようなことをしてはいけない」ということを身をもって教えてくれた方々ですから、厚くお祭りすることに問題があるとは思えません。そのようなことを、舌足らずな政治家が、きちんと伝えられていないところが問題なのでしょう。
by f16fightingfalcon
| 2005-05-28 07:41
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