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2005年 06月 20日
この件に関して、人それぞれいろいろな見方があることを改めて感じました。もともとそのような趣旨の「英文」だったのですが。コメントをくださった方、参照させていただいたブロガーの皆さんに感謝したいと思います。私にはそのように読み取れませんでしたが、問題の英文は優れた文章であって、戦争体験の「風化」を伝え、考えさせると言う点では良い文章であることなど、そのように読まれている方々がいらっしゃることなど思い至りませんでした。しかしながら、読み手が「傷つけられた」という表現が含まれていたのも確かです。
青山学院高等部は、6月13日に沖縄を訪問し関係各位に「謝罪」した、とのことで下記のコメントを出しています(一部抜粋、全文はこちら)。 「2005年度の青山学院高等部一般入試英語試験問題におきまして、大変不適切な表現があり、元ひめゆり学徒の方々はもとより、沖縄の方々のお気持ち、また全国の皆様のお心を傷つける部分がありましたことを、心よりお詫び申し上げます。 青山学院高等部では、平和学習を修学旅行の中心にすえて、毎年長崎で原爆被爆者の方々にお話を伺っております。それにもかかわらず、今回のことは、自らそのことの意義を否定するかのような表現になってしまったことを深く反省し、お詫び申し上げます。」 また、訪問をうけたひめゆり平和記念館では、下記のコメントを出しています(一部抜粋、全文はこちら)。 「青山学院のみなさまが来館され、責任者である高等部中等部部長様より「沖縄の重みはわかっていながら試験問題の責任者として認識が浅かった。他者の痛みをわかる人間にという平素の教育が教師自身にできていなかった。ただただ申し訳ない。」との謝罪の言葉がありました。 今回の問題と波紋により、私どもが深い悲しみにみまわれたこと、入試問題としての適切さに欠けるという見解をお伝えしました。 しかし今後は、若い世代への平和教育を担うという共通の基盤の上に協力し、平和を次世代に継承する関係を築きたいと願っております。」 「他者の痛みが分かる人間」というところが一番肝心なところだと思います。そういった意味で今回の問題が、当事者の間のみならず、全ての人々の共通の課題として認識されるといいなと思います。もちろん、自分自身も、肝に命じます。
by f16fightingfalcon
| 2005-06-20 00:38
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