profileage:44 sex:MALE residence:ibaraki occupation:engineer favorite: *Machintosh *Photographs *Watching Birds *Classic Music *Movies *Reading Books *Making Models *Swimming *Zen linkAmazon Japan フォロー中のブログ
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 06月 26日
陸自大隊長ら5人を処分 演習の戦車衝突、死傷事故
今年3月に起こった陸上自衛隊の演習中の事故について、処分が決定したというニュースです。事故の概要は下記の通りです。 戦車と車両衝突、男性死亡 滋賀の陸自あいば野演習場 3月12日午後2時15分ごろ、高島市の陸上自衛隊あいば野演習場で、射撃訓練をしていた七四式戦車と四輪駆動車が衝突。四輪駆動車の助手席に乗っていた陸自第三師団第三戦車大隊(今津駐屯地所属)の二等陸尉(39)が出血性ショックで約3時間後に死亡、運転していた三等陸曹(31)が左腕を打撲する軽傷を負った。 今津駐屯地司令職務室によると、同日午後から隊員約35人が射撃訓練に参加。戦車4両と四輪駆動車なども加わっていた。事故当時は雪で視界が悪く、同駐屯地は詳しい事故原因を調べている。 (2005年3月12日 京都新聞) 雪で視界が悪かったなど、いろいろと悪条件が重なったのは確かなようです。ここで、ちょっと疑問を抱いたのは、事故調査委は、「小型車(四輪駆動車)の停止位置に問題があった」と結論を出されています。普通に考えれば、駐車車両があったにもかかわらず七四式戦車が突っ込んできた、と想像されます。ここで言う小型車がどのようなサイズのものか分かりませんが、数トンの停車中の「小型車」に38トンもの重量がある七四式戦車が衝突すれば、小型車はひとたまりもありません。明らかに戦車には注意義務があると思います。 「有事の際にはもっと大変である」というような話も出てきそうですが、「小型車(四輪駆動車)の停止位置に問題があった」というような結論が出るという事は、有事の際、一般市民が車で避難しようとしていたところにも、作戦行動中の戦車が体当たりしてくる可能性もある、という事を言っているように思えてなりません。本来、自衛隊は「陸上自衛隊は、わが国の平和と安全を保つため、常にみなさんの近くにあって、『わが国に対する外国の侵略を未然に防止するとともに、万一侵略があった場合に対処する』ことを中心的な役割としています。」とのことです。「わが国の平和と安全」も大切ですが、何よりも大切なのは「人」です。このような事故やその後の対処を見ると、「人を守る」という視点が欠けてきているのではないか、と思ってしまいます。私の、取り越し苦労であれば良いのですが。
by f16fightingfalcon
| 2005-06-26 00:59
| News
|
ファン申請 |
||