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2005年 07月 06日
<郵政法案>参院での成立、不透明に
<郵政法案>反対票の副大臣、政務官の計4人を解任 <郵政法案>衆院本会議で可決 賛成233、反対228 <郵政法案>衆院特別委で109時間 具体像は不透明なまま 結局、具体像が明確にならないまま233対228で衆議院で可決されてしまいましたが、「民営化」で何が変わるのか分からないまま「通るか通らないか」ということに焦点が移ってしまった感があります。元々総務会でも全員一致した訳ではないし、多数決をなさったのですから、「造反」だとか「分裂」というのはあたらないでしょうね。信念を示された議員を処分する、というのも変です。むしろ欠席者は責任を放棄した、と言う点で処分するべきでしょう。 「本当に民営化」するなら、今のサービスを維持するコストをきちんと提示し、それを事業収入に割り付けた時に「郵便料金をいくらにすればいいのか?」というような話になるはずですが、そのような議論は不勉強ながら聞いたことありません。その様な条件の中で「民営化が妥当か」というような議論になっていれば良いのですが、とてもそうは見えません。結局持ち株会社を作る、だとか、郵便局を全国に配置する、だとか、「今と変わらない」という条件での「民営化」になるようです。他業種からの参入も難しそうですし、「公約だから」民営化、というような話にしか聞こえません。そういう意味では、既に「国債30兆円」だとか「8/15靖国参拝」だとか、公約は既にいくつも破って平然としていらっしゃるので、郵政だけにこだわるのは不可解です。 8/13までに参議院で可決するのか、廃案に追い込まれるのか、この問題にけりがついたら二日後に靖国に行かれておやめになるのかもしれません。
by f16fightingfalcon
| 2005-07-06 08:07
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