profileage:44 sex:MALE residence:ibaraki occupation:engineer favorite: *Machintosh *Photographs *Watching Birds *Classic Music *Movies *Reading Books *Making Models *Swimming *Zen linkAmazon Japan フォロー中のブログ
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 07月 15日
韓国が「深い遺憾」表明 大田原市の教科書採択
教科書採択で非公開を依頼 秋田県教委、市町村に文書 つくる会の中学教科書採択=市町村初、大田原市= 私は、歴史は物語であって、同じ事実に基づいても、語り手によって、異なった物語が語られるものであると考えています。ですから、仮に「歴史教科書」がそのような位置づけで書かれているのであれば、ここで他国から遺憾の意を表されている教科書があっても良いし、採択して使うのも結構な事だと思います。但し、前提として多様な語り手による多様な歴史物語の一つ、として教えられるのであれば、という前提が必要だと考えます。 子供たちは、転校しない限りは、一つの教科書しか使いません。世の中に多様な教科書が出版されているとしても、教育委員会が採択した1種だけになるはずです。気の利いた先生が、ほかの教科書を紹介する事はあるかもしれませんが、珍しいでしょう。このような状況の中で「多様性」に対する理解をどのように身につけてもらうのか、よく考える必要があるでしょう。また「多様性」の前提として物語を構成する事実が本当に事実として「正しい」のか、という事は検証する必要があるでしょう。中国や韓国と「共通の歴史観」を研究する前に、前提としている「事実」にどれだけの齟齬があるのか、という事を確認する事が最優先だと思っています。 誰から聞いたか忘れましたが、明治時代に西洋の近代的な学校制度を輸入した際、educationを「教育」と訳した事がそもそもの間違いで、「啓蒙」に近い意味を持つ行為を単純にteachingとして理解してしまった事が失敗であり、未だに尾を引いている、とのことで、納得できる部分もあります。画一的に何かの技術を「教える」という感覚で、『歴史観』や『人格の形成』、『生きる力』などを教育するのは無理があると考えています。子供たちが自分の個性に合わせて「蒙を啓く」ことが出来る場になってほしいと思います。
by f16fightingfalcon
| 2005-07-15 08:17
| News
|
ファン申請 |
||