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2005年 08月 23日
<高校野球>連覇の駒大苫小牧高で野球部部長が部員に暴力
これらの問題の許容範囲がどの程度なのか、よくわかりません。『高校野球』と言うイベントの舞台に出てこられた方であるが故、問題になっているのでしょうか。今年は、スポーツジャーナリストの二宮さんがおっしゃる通り、不祥事に始まり不祥事に終わった大会となってしまいました。 ・明徳義塾高(高知大会優勝):部員の暴力と喫煙が発覚、全国大会出場辞退 ・駒大苫小牧高(全国大会優勝):部長(教員)の暴力が発覚、部長を謹慎処分 特に、大会期間中、要するに既に明徳義塾高が不祥事により出場辞退した後にも暴力行為を行っているので不注意としか言いようのない行為です。ただ、「部員」の不祥事と「教員」の不祥事では性格が異なっているでしょうから、出場を続けたと言うのも少しは理解できます。 一方では、最近「中高生の喫煙4年で激減=厚労省研究班10万人調査」と言うニュースの中で、下記のように言われています。 「2000年度には4割近くに上った高校3年男子の喫煙率が、04年度には2割強に激減」 5年前は4割、今でも2割の高校生が「喫煙」している訳です。また、同様に、文部科学省の調査では、学校に関わる暴力行為の統計が取られていて、こちらも約4割の高等学校で何らかの「暴力行為」が行われているようです。同じ高校生でも野球部員だけ品行方正、などと言う事はあり得ませんから、甲子園に出場する高校のうち平均的に4割は暴力行為、2割は喫煙の問題があってもおかしくありません。むしろ、予選を勝ち抜き、出場が決まった高校や、全国大会で優勝した高校が問題にされるのは不思議に思います。 この問題、高校球児だけの問題ではありません。高野連に襟を正せ、というよりも、全国の高校の先生ならびに高校生の親は、本当に喫煙や暴力行為が問題であると言う認識をち、襟を正して指導にあたるべきです。
by f16fightingfalcon
| 2005-08-23 00:41
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