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2005年 09月 13日
合同慰霊祭、運転士も対象 「一緒にしないで」の声も
全く突然、日常生活の中で、大切な家族が失われた訳ですから、遺族の方々の気持ちはよくわかります。その「主原因」とされた速度超過を実際にやってしまった運転士さんと合同で慰霊される、というのも釈然としないと考える方がいらっしゃるのも理解できます。運転士さんは、列車の運行、安全に責任を負わねばならない立場です。結果的に、自身のミスで速度超過し事故を起こしてしまい、106名もの死者を出し、数百人の負傷者をだした訳です。 ただ、考えてみれば、その数百人の安全や、生活、さらには会社の収益についてまで23歳の若者に責任を取らせる構造になっていた訳です。今でも、それらの事を背負って、一日にいくつもの列車が走っている訳です。確かに、直接的な原因になった事は間違いありませんが、それを「主原因」として発表し、本当の「原因」にメスが入れられていないのではないでしょうか。監督官庁の「監督」が不十分であったことが原因であるはずで、「民営化」や「規制緩和」の美名のもと、きちんとした監督が出来ていない、と言う責任はどのように果たすのでしょうか。あの「東海村臨界事故」と全く同じ構図です。お亡くなりになった方は直接の原因を引き起こした加害者であり、かつ被害者である訳です。 自分は全く関係がないと思っていても、世の中、どこでどう転ぶか分かりません。日常生活を普通に過ごして行く中で、自分の仕事や行為がそのような事態を引き起こさないとも限りません。そのような事態が起こる可能性を少しでも減らすために監督官庁があり、許認可と言う行為を行っているはずです。 今回の慰霊祭は、JRや監督官庁への反省を求めるという意味もあるかと思います。やはり許せない、と言うような思いも当然あるでしょうが、JRや自治体が主催する公式行事ですから、結果的に仕事に命を捧げた運転士さんも一緒に慰霊する事は必要であると思います。
by f16fightingfalcon
| 2005-09-13 07:29
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