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2005年 09月 29日
<科学技術基本計画>ノーベル賞受賞者30人程度輩出を
今のノーベル賞、狙ってとるものになっているのではないかと思います。「ノーベル賞級」の成果が出たとしても、取れるように運動しなければ、ノーベル賞はもらえないと思います。それほど科学や技術は細分化していて、「物理」や「科学」や「医学生理学」と言った昔ながらのカテゴリーで分類された賞を何も運動しないで選ばれるような事はあり得ないでしょう。誰がどう見ても「全人類の平和と繁栄に貢献」するような成果が出れば別ですが。白川先生や田中先生は確かに「狙った」訳ではなく、ご自身で「運動」もしていないと思いますが、同時に受賞した方々が運動され、受賞に際して成果に寄与があった方をきちんと評価し、連盟で受賞されたのだと理解しています。 「総合科学技術会議」で再び目標として掲げる以上、きちんとした計画をたてるべきだと思います。現状、どのぐらいの人数の研究者が「候補」と考えられているのか知る由もありませんが、「21世紀で30人」と言う目標ですから、だいたい3年に1人、その評価に耐えうるような研究者、研究成果が生み出されなければなりません。人材を育成し、研究を奨励する方策としてどのようにお考えなのか、聞いてみたいものです。 正確な文言は忘れましたが、かのノーベル賞候補作家、三島由紀夫氏は、「ノーベル文学賞は60過ぎでないと受賞しない、自分は受賞しないだろう(それまでに死ぬつもりだから)、貰うとしたら、大江健三郎氏だ」とおっしゃっていたそうです。さすが三島由紀夫氏です。ノーベル賞の本質を見抜いていると思います。 単に数値を宣言するのは、簡単な話です。狙って貰える、と考える以上、きちんと計画をたてて進めるべきです。また、政策として進めるのであれば税金を投入するので、成果のきちんとしたアセスメントが必要です。
by f16fightingfalcon
| 2005-09-29 01:14
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