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2005年 11月 12日
<東武鉄道>長男を運転室に、運転士解雇に「厳し過ぎる」
運転士解雇に意見千5百件 大半同情、東武方針変えず 昔は国際線の飛行機のコックピットなどを「見学」させてくれたこともありましたが、最近はそういう点では非常に厳しいです。 電車に限らず、事故が起こる要因の一つに「今、ここ」に集中していない事があげられます。電車を運転しているという「今」の時間にやらねばならない事に集中し、運転士として見なければならない場所、注意を払わねばならない場所に集中していない場合に事故が起こる可能性が高くなります。従って、子供が運転室に入っているというような極端な場合ではなくても、例えば「勤務が終わったあと、昼食を何にするか?」などと今、ここでは関係ないことを考えながら運転しているだけでも十分に事故の可能性は高くなります。 この運転士さん、解雇はかわいそうではありますが、運転士として守らねばならないルールに違反して第三者を運転室に入れて運転した事なので弁解の余地はありません。幸いにも事故は起きませんでしたが、運転に集中できない状態で運転してしまった、という事故が起る確率が高い状況を作り出してしまったのです。そういう意味では、「子供を運転室内に入れて運転した」事が直接の原因になっていますが、運転室のすぐ近くに家族が乗っている状況が、既に問題だったとも言えます。停車中とはいえ、乗務中に家族とコンタクトせねばならない状況になった訳です。 子供に親が仕事しているところを見せる、という意味では、小学生以上になってから行うべきだったという事でしょう。
by f16fightingfalcon
| 2005-11-12 22:52
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