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2005年 11月 24日
<憲法シンポ>中曽根元首相、試案を大幅改定され怒り心頭
中曽根康弘さんにとっては50年以上に及ぶ政治家生活の総決算として、考え抜かれた「自主憲法」の前文、自民党としてようやく「自主憲法制定」が視野に入ってきたところで、このような仕打ちを受ければ、中曽根さんでなくても怒ります。 「太平洋と日本海の波洗う美しい島々」「和を尊び」などの表現が削除されたことを「一番大事なところを外しちゃった」と批判。 「和を尊び」というのは聖徳太子の十七条憲法にある言葉である「以和爲貴」から採られているようです。これは先日おなくなりになった後藤田正晴氏の遺言として中曽根氏に伝えられ、前文に盛り込まれたという話を新聞で読みました。「憲法の前文」として妥当であるかと言えば、私はあまり賛成はできませんが、かなり中曽根さんの思い入れがあった文章になっていたようです。 これに対して、憲法案をまとめた舛添要一氏、あまりにも大人げない対応です。 中曽根案について「『和を尊び』というが、(衆院選で)刺客を送った小泉(純一郎)首相は憲法違反か」とやり返した。 今の自民党、この程度なのかもしれませんが、日本初の成文憲法であるこの十七条憲法の精神を否定するのでしょうか。これまでの小泉氏の行為が和を尊んでいない、という事を認めていらっしゃいます。これが憲法違反になると困るので、前文案から削除された、というように理解できます。 もともと、この「自主憲法案」、日本の文化と伝統を踏まえて作られるはずでしたから、この西暦604年に成立した十七条憲法はまさに日本の伝統の粋と言えるのではないでしょうか。それとも輸入された仏教思想に基づくから伝統とは言えない、という判断なのでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2005-11-24 00:03
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