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2005年 12月 08日
<社員調査>仕事に無気力…20〜30代の75%
かなり由々しき事態ではないかと思います。若手の活気がないというのは、職場全体が活気ないという事になってしまいます。 今年10月にインターネットを通じて男女1000人から調査した。仕事に対する無気力を「よく感じる」のは16.1%、「ときどき感じる」が58.9%で、計75.0%が仕事に無気力を感じていた。転職や独立については、「機会があればすぐにでも」が18.7%、「3年以内」が13.0%、「あと5年ぐらい勤めたい」(12・3%)を合わせると、44.0%が転職を希望している。「現在の仕事に社会的な使命感を感じない」と答える人も31・7%に達した。 転職や独立を目指している人が多いようにも思えますが、今の職場が「報酬が低く」、「仕事自体の面白さや刺激」に欠けていて、「同僚や後輩から信頼されたり感謝されること」がない状況から脱したい、という事であって、積極的に「やりたい仕事」につきたいという転職活動や「職業人としてどうありたいか」というようなビジョンを持ってスキルアップや資格取得を行っているような人は少数派で、「消去法での転職志望」になっている様な気がします。 会社に入って数年間はやはり「修行期間」だと思って、能力の向上に努力するべきですが、今のこの年代、私の世代のような「詰め込み教育」を受けた世代と異なり「ゆとり」を重視した初等教育を受け、さらに大学生の頃には「起業家精神」や「副専攻」などといった様々な教育を受けた世代になるのかと思います。さらに加えて、彼らと同世代のいわゆる「ヒルズ族」のような、お金持ちの方々がもてはやされていて、お金に関して「勝ち組」「負け組」のようなものの考え方が定着してしまっています。「お金を得ることができるポジション」につけた人が「勝ち組」で、そうでない人が「負け組」のような判断でしょうか。ここで言う転職希望者は、転職により「負け組」ポジションから脱出できる、というような願望があるのではないかと思います。「今より努力する気はないが、同じような仕事でもっと給料がもらえるところ」を探している人が結構いるようです。結果としてこのアンケートのような回答が目立ってしまったのではないかと思います。私の周辺などを見回すと、社会の中にある様々な職業のそれぞれが正当に評価されていない事が問題の根本ではないかと考えています。 このアンケート、1000名に対して行ったらしいですが、実情がどれほど反映されているか不明です。実態がもう少しマシである事を祈ります。
by f16fightingfalcon
| 2005-12-08 00:38
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