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2005年 12月 26日
<耐震偽造>総研短縮工法「土木学会」推薦で拡大
私は土木学会の会員ではありませんが、いくつか学会に入っています。普通に考えれば一企業のために「推薦状」などを出すことはありえないような気もしますが、学会によっては「推薦」らしきことをやっていることがあったように思います。評価基準や診断法などの標準的な方法の検討など、学会で検討する場合もあるようです。 この場合、 総研が指導するコンクリートの超短期化工法、システム型枠工事などについて、法的にも十分な安全性と強度性能を有する▽実績的にも良好▽安全性も高く、経済的――などとして「推薦するしだいである」と結んでいる。 などと、いかにも学会で標準化した、あるいは標準化に値する工法、のような形で推薦したように見せかけたのかもしれません。土木学会に限らず学会は、会員以外の方々に対して、会員が思っているより権威があるのかもしれません。 それにしても、良くわからないのが、 京王電鉄は総研に持ちかけられ、02年2月の「東銀座」を始め、今年10月の「大手町」まで「京王プレッソイン」シリーズ計7棟を開業した。うち、木村建設(熊本県八代市)が施工した5棟が総研の推奨工法で建てられており、「池袋」「五反田」「茅場町」の3棟が耐震強度に問題ありとして休業している。 クライアントである京王が要請した、と言うことですが、この工法を含め、総研のコンサルティングに対して何らかの「不安」を抱いていた、と言うことなのでしょうか。であるとすれば、「学会」のお墨付きなどではなく、別の形で検証すればこのように被害が拡大しなかったのではないかと思います。また、木村建設が施工した物件についても、全件が耐震郷土不足なのではないところから考えると、「工法」自体に問題があるわけではなさそうで、あくまでも「設計」の問題なのでしょう。「学会のお墨付き程度で納得するような素人のクライアントなのでなめられた」と言うような構図が浮かんできますが、いかがなものでしょうか。 事業としてホテルを設計、建設し、運営するわけですから、自ら多少なりとも理解できるよう勉強するべきです。仮に丸投げしたとすれば、丸投げしたほうも責任はある、と考えるべきでしょう。ご本人が知らないうちに学会の委員会の委員、と言う肩書きでお墨付きを出してしまったのは明らかに問題ですが、頭から信用してしまったとすれば、信用した方も問題です。
by f16fightingfalcon
| 2005-12-26 00:36
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