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2006年 01月 15日
<安全家電>作動期間設定、点検促進など 経産省が法改正へ
私が子供の頃、昭和40年代ごろまでは家電品は街の電気屋さんで購入していました。故障した場合は修理に来てくれたり、メーカーに引き取る場合もうちまで取りに来て持ってきてくれていました。今だと例の「個人情報保護法」があるので難しいのかもしれませんが、電気屋さんは「誰が、どの製品を使っている」ということが頭に入っていたような気がします。従って、今回のような事故が起こった場合の点検などもスムーズに行ったのではないかと思います。85~92年の製品とのことですから、ちょうど量販店が増え始め、街の電気屋さんが店じまいを始めたような時期で、そのような対応が最も難しい状況になってしまったのかもしれません。 「量販」時代は、メーカーも作りっぱなし、量販店も売りっぱなしに近い状態になっているような感じがします。ようやくスクラップアンドビルドの時代が終わりつつあるので、量販店でも修理の対応を行い始めていますが、まだまだ昔の小売店ほどのきめ細かな対応はできていないと思われます。このニュースのような「タイムスタンプ」や「民間検査機関を国が認証する制度」、「検査機関が製品の欠陥を見逃した場合の罰則規定の導入」、「欠陥製品回収の際の費用負担に備えた保険に、検査機関が加入」など、どれをとってもお金がかかって価格に上乗せされることになりますし、安い外国製品などが排除されてしまうかもしれません。不具合がすぐに安全性に結びつくようなものは、多少の価格上昇を覚悟せねばならないのでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2006-01-15 22:48
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