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2006年 01月 17日
<特許>審査請求の乱発自粛を要請 経産省が行動計画で
特許審査迅速化へ行動計画 申請減らし審査能力向上 これから「知的財産」で世界をリードしよう、という国家の戦略があったはずです。このためには特許の審査を迅速かつ正確に行うことを国として担保せねばなりません。優れた特許は国内のみならず米国やヨーロッパでも出願がなされていて、そちらの方が先に審査結果が出てしまい、日本の審査が後追いになるような現象もあるようです。このため、任期付の審査官を増員したり、対応しているとの事ですが、対応しきれなくなって、このような要請に至ったのでしょう。 「特許を受ける権利」は「基本的人権」の一つであって、請求があったものはしかるべく審査を受ける権利があるはずで、これを制限しようと言うのは筋違いだと考えます。自ら信ずる技術をまとめた特許の審査請求が「無駄」という言葉でくくられるのは、技術者の端くれとして全く心外です。このようなことを実行すると、産業界全体のアクティビティが下がってしまう事を懸念します。 計画はこのほか、特許庁の業務の民間委託拡大などで、審査官1人あたりの年間処理件数を10年度に05年度比30%増の1400件まで増やすことも目指す。06年度の審査着手数を05年度比5万件増の29万件まで増やす方針。国土交通省が審査業務を民間委託して苦労している訳ですから、委託する範囲など、きちんと決めて進めるべきでしょう。一人の審査官が審査する件数として1400件、一日あたり4件弱の審査を行う事が適切な量であるのか、きちんとした審査が出来るのか疑問です。特許などの知的財産について、適正な審査が出来ないのであれば、「科学技術立国」など夢物語でしょう。
by f16fightingfalcon
| 2006-01-17 23:43
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