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2006年 01月 19日
老舗カメラブランド姿消す コニカミノルタ撤退
カメラ事業から撤退 コニカミノルタ いよいよ、フィルムカメラは「貴重品」になりそうです。ほとんど絶滅危惧種、レッドデータブックに載りそうです。私にとっては先のニコンの撤退ほどインパクトはありませんが、あのニコンも撤退するのですから、一眼レフも含めてすべてデジタル化されてしまう流れでしょう。今のところ発表がないメーカーも秒読み段階だと思います。 唯一残りそうなのが大判カメラです。もともと少量生産でやっていて、ポスターなど、大きく引き伸ばす場合にはどうしても大判でないと画質が問題になる分野がありますから、少数のプロ用カメラとして命脈は保ちそうです。確かすでに数百万円の超高級品ではありますが大判用のフィルムバックは売られていたと思います。今のところ超高級品ですが、結局のところ電子部品ですから、いずれ価格は下がっていくでしょう。6センチ×7センチのCCDが普通に入手可能になれば、もしかすると大判もデジタル化の波に飲み込まれてしまうかもしれません。ただ、大判の場合フィルムバックを交換できるところがメリットですから、CCD使ったフィルムバックがあれば交換可能で、デジタル化した後でもフィルムと平行して使われるのではないかと思います。 こうなるとフィルムメーカーの動きも気になりますし、現像や焼付けなどのラボも心配です。カメラが壊れるまえにフィルムが手に入らない、などということがないことを祈ります。
by f16fightingfalcon
| 2006-01-19 23:25
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