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2006年 01月 25日
<小泉首相>ライブドア事件と衆院選応援は「別問題」
安全に問題なしと米主張 危険部位混入で局長級会合 「捜査状況を見守りたい。この件と昨年の衆院選で自民党幹部が堀江氏を応援したことは別問題と考える」「別問題」、いい言葉です。こういうことが平気で言えるのであれば、米国が牛肉の輸出についておっしゃっている理屈である 米国側は会合後の記者会見で「今回出荷されたのは安全な月齢4カ月半の牛肉。この商品が危険なのではなく、日本向けに認可されていないものが出荷されたのが問題。この2つは分けて考えなければならない」と強調し、米国産牛肉の安全性には問題はないとの認識を示した。という話と変わりません。要するに「脊柱が入っていてもBSEについ特に危険はないが、日本とは脊柱を除去するという約束をしたことに対して違反があったことだけが問題」という立場です。「堀江氏は『新しい時代の息吹』を体現しているので自民党として応援したが、日本の法律に違反したことだけが問題」ということでしょう。 牛肉問題自体、私は米国の主張、ある程度理解できます。むしろ、彼らの論理では危険ではない、ということをもっと主張して欲しかったぐらいです。まだ良くわかっていない面もあるとは思いますが、1年間の交通事故死者が7000人弱、仮に米国の主張する基準で牛肉を普通に食べたとして、年間7000名もの方々がBSEで命を落とすことになるとは思えません。仮にそれだけ亡くなったとしても、対策ナシでそれだけの方々がなくなる状況に対して、死者一人減らすのにどれだけのコストをかけるのか、という議論が米国ではなされているわけで、その上で現在の基準が設けられているはずで、それを否定したら、車に乗るのも電車に乗るのも、道を歩くことすら、危ない、という問題が起こってしまいます。 米国流には「リスクを一定レベル以下にするための、許容できるコストの対策を政府に求める」ことであるのに対して、日本人の心情として「人の命に値段はつけられないのでリスクを完全にゼロにすることを政府に求める」ということが譲れないようですから、この問題は、解決が難しいでしょう。そういう考え方をすれば、「あれだけたくさんの候補者を公認・応援したのだから一人ぐらい・・・」という理屈が通るわけありません。素直に謝った方が良いでしょう。
by f16fightingfalcon
| 2006-01-25 01:38
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