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2006年 02月 14日
国交省にイエローカード 避難騒ぎで東京消防庁
いわゆる「非常ベル」の類、会社の寮に住んでいたときなども誤報が多く、ベルが鳴っても避難したと言う記憶はほとんどありません。みんな鈍感になっていて、非常ベルの存在自体が形骸化しています。 国土交通省が入居する東京都千代田区霞が関の中央合同庁舎3号館で10日起きた避難騒ぎを受け、東京消防庁は13日、「119番がなかった」などとして、管理権を持つ国交省に改善を指導した。これを読むと、「自動火災報知器」が反応しても、自動通報する仕組みにはなっていないようで、手動で119番通報が必要になるようです。以前、イギリスにいたときは、火災警報がなると、自動的に消防署に通報され、その間、全員避難する決まりになっていました。語法であるかどうかの確認は、消防署が実施するシステムです。このぐらい厳しくしないと、警報機の存在自体が無意味です。警報機に限らず、避難経路の確保や避難具の設置、避難訓練の実施など、形式的に有無を確認するような監査ではなく、厳密に運用することが必要だと思います。 このようなケース、中央官庁であるが故にニュースになっていますが、現実的にはもっとたくさん発生しているのではないでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2006-02-14 01:27
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