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2006年 04月 09日
<アブラヤシ>「環境にやさしい」は誤解生む、変更求める
「環境にやさしい」というキーワードが商売に結びつく、ということがこのような問題を引き起こしています。「環境にやさしい=天然素材」という図式が定着しすぎていることが問題で、天然素材だったら何でもいいのか、といいたくなります。今回は「PRの内容」が問題とされており、素材をどこに求めたか、それによっていかなる影響があったか、というところへの配慮が足らなかったところにクレームがついているようです。 一方、現地ではアブラヤシ農園の拡大のため、貴重な生態系が残る熱帯雨林の大量伐採や、開墾のための森林への放火などが起きている。農薬汚染や、劣悪な条件での農場労働も問題とされている。要請文を出したNGOの一つ「地球・人間環境フォーラム」の満田夏花さんは「パーム油が抱える問題を考えてほしい」と話している。結局「パーム油」を否定するわけではなくて、問題があることを考慮して適切にPRせよ、といっているように聞こえます。パーム油問題に限らず、エビの養殖など、日本のマーケットのために相当な環境破壊をしているわけですが、根本的な解決は「使わない」こと以外にありえません。このような問題を突き詰めれば本質的には多少の不便を我慢するしかないのではないでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2006-04-09 23:08
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