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2006年 04月 26日
<尼崎脱線事故>発生から1年 追悼慰霊式で再発防止誓う
あの事故から早いもので一年が経過し、改めて事故にあわれた方々にお見舞い申し上げたいと思います。 事故の直後から、「慰霊」に関する取り組みについての話が出ていました。これに関しては、このような式典への出欠も含め、ご遺族の意向を最も尊重すべきものと考えますし、主催者としては、事故から1年の節目にお亡くなりになった106人の方々のご冥福をお祈りし、改めて事故防止を誓う、という意義はあるものと考えます。しかしながら、事故原因は未だ未解明のまま、ということになっています。 9時18分、花やろうそくを並べ、六甲山をイメージした祭壇に向かって全員が黙とう。続いて、政府代表の北側一雄国土交通相が「二度と事故を繰り返さないよう鉄道事業者への監視監督を強化したい」と追悼のことばを述べ、山崎正夫・JR西日本社長は「4月25日を忘れず、全社員が心を一つに安全第一に取り組む」と誓った。事故後のさまざまな報道を見ながら考えましたが、私は、乗客数百人の安全や、生活、さらにはJR西日本という会社の収益についてまで運転士さんであった23歳の若者に責任を取らせる構造になっていた、というところが根本の原因ではないかと思っています。また、そのような社会の構造にしてしまった監督官庁、国の責任も重大です。この運転士さんは今回の慰霊の対象から外されているそうですが、会社として、「安全第一に取り組む」という観点でJR西日本としては107名の慰霊をするべきではなかったかと思います。そして、その思いをきちんとご遺族に説明する必要があると考えます。 ◇山崎正夫・JR西日本社長の「お詫(わ)びと追悼のことば」まだ、ご遺族に理解が得られていない状況では公式な言葉として仕方ないと思いますが、あくまでも「当社」が奪ったのは107人の命である、という認識が風化しないことを祈ります。その認識が、今後の事故防止の原点ではないかと思いますから。
by f16fightingfalcon
| 2006-04-26 07:28
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