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2006年 05月 24日
損傷報告、「記憶にない」 高松塚で当時の部長
このような文化財、保存と活用(公開)のバランスが難しいですが、貴重なものであればあるほど、「本物」を元の状態で保存する、と言うことが最優先だと思います。昔の人々の営みがあるがままに保存されていること以外に望むことはありません。調査や補修という名目で立ち入るたびに何らかのダメージを与えているわけですから、すでに遅いのかもしれませんが、元の状態に戻して元通り密封することが最善の手段のように思えます。昔の人々が密封していたために千年以上の歳月を経ても保存されていたのですから。直接見ることができなくても、昔の人々が作り、描いた「本物」が保存されていると思うだけで十分です。学術的な調査よりも保存を優先させるべきだと思います。カビ対策で専門家会合を開くようですが、下手に現代の技術で手を加えると、「本物」とは言えなくなると思います。あくまでも、保存を前提とした対策をお願いしたいです。 奈良県明日香村にある高松塚古墳の国宝壁画を損傷したのに公表せずに補修していた問題で、文化庁の調査委員会(委員長・石沢良昭上智大学長)は23日、非公開の第5回会合を開き、損傷当時に文化庁文化財部長だった木谷雅人京都大副学長ら2人から事情を聴いた。この高松塚のお粗末な取り扱い、このような役人が責任部署にいたわけですから、対応が無責任になっても仕方ないのかもしれません。他にも国宝「万葉集」写本の表具を損傷したり、国重要文化財「高野長英肖像」を壁の釘に引っかけて破ったり文化財の取り扱いがなっていません。細心の注意を払っていて劣化が進むのは仕方ないと思いますが、あまりにもお粗末です。このようなお粗末な取り扱いしかできないのであれば、本物を展示していただけるのはありがたい話ですが、本当に重要なものはレプリカの展示にとどめておかねばならない時代になるのかもしれません。
by f16fightingfalcon
| 2006-05-24 00:55
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