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2006年 07月 04日
<中田英寿引退>胸の奥に押し込めてきたサッカーへの愛情
私は熱心なサッカーファンと言うわけではありませんが、Jリーグが出来て、ワールドカップに出場できるか出来ないかといったところでがんばっているころは楽しんで見ていました。今回の監督、ジーコが鹿島にやってきたとき、ジーコの華麗なプレイを見に行きました。あの頃は面白かったです。日本でワールドカップを開催した頃から面白くなくなってあまり見ていませんが、日本が敗退するとようやくまともな中継や新聞報道になるので何とか興味が持てます。 今回のワールドカップ、引退を表明された中田選手が試合終了後5分間もピッチに寝転んで泣いていたシーンが新聞に載っていました。それと比較するのは何ですが、1993年10月、ワールドカップ予選、いわゆる「ドーハの悲劇」をBSの中継で見ていて、ロスタイムに入ってからイラクに同点にされ、ワールドカップ出場を逸したシーン、未だに目に浮かびます。ほんの数分前まで掴んでいた出場権が、あっという間に韓国に移ってしまった瞬間でした。選手達はピッチに倒れこんで動けなくなり、アナウンサーや解説者(岡田武司元監督だったかもしれない)が絶句し、見ていた私もひっくり返ってしまいました。ああいう試合なら、まだ理解できますが、今回は全く格が違うブラジル、オーストラリア、クロアチアのF組のなかで予選突破できなかったことはある意味当然ですし、ましてや最終のブラジル戦も「2点差で勝てば突破」などというありえない奇跡を期待する状況で、当然のように3点差で負けてしまったことが、そんなに悔しいのかと思ってしまいました。ドーハとは全く違う状況です。彼自身の引退に向けたセレモニーの一つだったのでしょう。 日本が出場した3度のW杯でただ1人、10試合すべてに出場した中田選手。1―4で完敗したブラジル戦後、5分以上の時を過ごしたセンターサークルから起き上がり、スタンドに向かって手を上げる時、「もう一度その感情(サッカーへの愛情)が噴き上がってきた」という。半年ほど前から決めていたというW杯での引退。それを伝える場として選んだのは、ファンと直接結び付くHP上だった。これから準決勝が始まると言う時期に、「引き際」までこのように演出してしまうのですから、たいしたものです。こういった能力は別の分野で生かすべきでしょう。最後まで、ウェブで公開されたコメントも自分のことしか考えていなかったのではないかというような内容で、ナショナルチームに選ばれている、と言う意識があったのかどうか、疑わしいです。彼だけなのかもしれませんが、このような方々を「ナショナルチームに選ばれる一流選手」として敬意を持って指揮したジーコ監督がかわいそうになってきました。オシム監督には、「残念なこと」惜しむオシム監督、などと駄洒落を言っている場合ではなく、その辺からたたきなおしてもらわないといけないのかもしれません。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-04 08:53
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