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2006年 07月 07日
<早大不正>NEDOが立ち入り調査
<早大不正>松本教授、2300万円の架空取引か 早稲田の松本先生、不正が露呈したのは文部科学省の研究資金だったのですが、経済産業省の研究資金ももらっていたらしくて、経済産業省の調査も受けたようです。 早稲田大理工学部の松本和子教授による公的研究費の不正使用問題で、経済産業省所管の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)は6日、早大を立ち入り調査した。同機構が松本教授に支給した1億円を超える研究費について、大学に残っている資料をもとに不正の実態を詳しく調べる。金額が確定した時点で返還を求め、研究費の申請資格も停止する。また、早稲田の報告によると文部科学省からの研究資金のうち2300万円が架空取引とされており、これまでの報告額がさらに大きくなってきています。 早稲田大理工学部の松本和子教授による公的研究費の不正使用問題で、早大の調査委員会は、同教授と企業との間で約2300万円の架空取引があった可能性が高いとする調査結果をまとめ、文部科学省に報告した。来週にも公表する報告書に盛り込む。早大のこれまでの調査で約1470万円の不正が確認されていたが、不正額がさらに膨らむことになる。研究を進めるのにどれぐらいの資金が必要か、それは分野にもよるのでしょうが、私が知っている化学の分野では、大学の先生一人が普通の規模の研究室を運営するのに1000万~2000万ほどだそうです。これに研究員を雇ったり、設備を購入したりするとさらにお金がかかります。それから考えると、複数の研究者を取りまとめて代表として研究費を受領していたとはいえ、一人の先生があちこちから億単位の研究費をいくつももらっていたと言うことだと思われますので、ご本人によってまともな研究が進められていたとは考えられません。むしろ、一度受領した研究費をあまらせるわけには行かない、と言う意識が働くと、何とか使い道を考え、お金を使い切ることに汲々としていたのではないかとさえ思えます。その結果、無理が言える企業に協力してもらったと言うことなのかもしれません。米国などは、研究資金はあくまでも個人の研究者に給付されるようですが、日本ではグループで申請し、グループに給付されるものが多く、高額になり、責任の所在や管理があいまいになるのではないかと思います。 不正は不正として、ご本人が責任をとらねばならないと思いますが、不正の温床となるような研究費の出し方をしていたのだとすれば、文部科学省や経済産業省など、研究資金を管理している役所や、研究者が所属する機関として管理責任を負う大学当局も、きちんと問題を整理し、このような不正が起こらない、不正を働く必要がないようなシステムを考えるべきだと思います。ちゃんとした大学の先生なら、競争などさせずに自由な発想で研究していただけるような環境を整えるべきではないかと思います。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-07 06:38
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