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2006年 07月 09日
<未熟児>死亡率に差…専門病院間で0〜30% 厚労省調査
昔読んだ「パルモア病院日記 三宅廉と二万人の赤ん坊たち」という本を思い出しました。確か大学生の頃ですから20年ぐらい前の話です。今は新潮文庫に入っていたと思います。ここで、初めて「周産期医療」という言葉を知りました。妊娠22週から生後7日までの期間を「周産期」と呼び、産科と小児科の橋渡しをするのが「周産期医療」だそうで、小児科医であった三宅廉さんが、当時珍しかった、このような考え方で病院を作るまでのドキュメンタリーです。生まれてくる子供にとって、誕生が実は人生最大の危機であると言う考え方から、小児科医の視点で出産前後の子供達の医療に取り組み、周産期医療を取り入れた病院を開設されるに至っています。この病院では生まれてきた子供達が、小児科の対象でなくなる15歳になったときに「同窓会」を開いて三宅廉さんが子供達と再会する会をひらいていたそうで、三宅廉さんの子供達に対する深い愛情が感じられます。 現在では「総合周産期母子医療センター」と言うのが指定されているようで、周産期医療が定着しつつあるのだとは思いますが、このような調査をすると地域や機関の間で取り組みに差があるのではないかと思えます。うちの近くの病院でも少子化のため産科が廃止されたりしていますので、「総合周産期母子医療センター」のような取り組みに力を入れるのは難しい時代になっているのかもしれませんが、少子化が懸念されているからこそこのような取り組みが必要になるのだと思います。 出生体重が1500グラム以下の未熟児「極低出生体重児」の死亡率に、専門病院の間で、0〜30%まで差があることが、厚生労働省研究班(分担研究者・楠田聡東京女子医大教授)の調査で分かった。平均死亡率は11%で欧米より低かったが、脳の出血や肺障害を起こす率も差が大きく、病院による治療法の違いで差が出た可能性がある。班は死亡率の低い病院の治療を普及させて、全国的な死亡率低下を目指す。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-09 23:07
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