profileage:44 sex:MALE residence:ibaraki occupation:engineer favorite: *Machintosh *Photographs *Watching Birds *Classic Music *Movies *Reading Books *Making Models *Swimming *Zen linkAmazon Japan フォロー中のブログ
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 07月 12日
<トヨタ車事故>欠陥認識で警察と真っ向対立
物事に完全ということはありえませんから、何らかの不具合が発生するのは仕方がないことです。問題は、不具合が発生したときにどのような対応をとるのか、さらに今後発生しないためにはどのような対策が必要か、というようなことを考えることが大切で、ユーザーに対して不具合の対応を可能な限り公開し、安心してもらうことが、不具合によって失われた信頼の回復につながるものと考えます。 強度不足は設計上のミスで、前輪にかかる荷重が88年のフルモデルチェンジで95キロ増えたにもかかわらず、従来と同じ部品を使っていたことから起きていたという。要するに強度不足はわかっていたけれど、事故が起こる確率は低いし、たいしたことないから放置、と言っているようにしか見えません。この説明であれば、今後も何か不具合が発生しても「発生頻度や結果として起こりうる被害の程度などから総合的に判断」してリコールするかしないか決められて、実際に事故が起こって人的被害が発生するまで放置されるように見えます。これでは、リコール隠しよりもたちが悪いのではないかとさえ思えます。また、本当に技術的にこのような危険性の判断しか出来ないのであれば、トヨタの技術もたいしたことないのではないのでしょう。 トヨタでは▽03年=7件98万台▽04年=9件189万台▽05年=11件188万台と、リコールが頻発しているが、同社は「ちょっとした不具合でもリコールを実施しているからで、リコール隠しがない証左だ」と説明してきた。リコール件数が多いから隠していない、というのは全く変で、単に自動車の部品がさまざまな車種で共通化されてきて、一つの部品の不具合がさまざまな車種のリコールにつながるからこのような結果になっているのではないかと考えます。 トヨタの車、同クラスであれば他社より安く見えますが、強度などの部品のスペックもぎりぎりに絞り込んでコストを削減している効果もあるのだろうと思います。今回は、そのぎりぎりのところで起きた問題だと考えると、本当はもっといろいろとあるのではないかと疑ってしまいます。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-12 08:31
| News
|
ファン申請 |
||