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2006年 07月 28日
長引く梅雨、セミたちは今どうしているのか
確かにうちの周辺ではまだ蝉の声が聞こえてきませんが、東京ではここ2,3日の暑さで蝉の声が聞こえてきました。大阪にいる頃は夏になるとクマゼミやアブラゼミの声がうるさくて、「閑かさや岩にしみいる蝉の声」などと言う句が信じられませんでした。関東地方の蝉はまだ穏やかな声なのでいいですね。ヒグラシの声など涼しげです。 「セミは土中で7年も過ごす」というので思い出しましたが、数学者の吉村仁さんが書かれた「素数ゼミの謎」、面白かったです。セミの種類によって何年土の中で過ごすかが異なるようですが、種の保存のため、交雑したり、天敵と遭遇や、気候の変動の影響を受けたりしないための戦略として安全な土の中で過ごす年数が「素数」になっているそうです。アメリカでは13年、17年といった期間を地中で過ごすセミがいて、13年、17年ごとに大発生するそうです。7年というのも素数ですから、日本のセミは7年と思いこんでいましたが、いろいろとあるようですね。日本に13年や17年のセミはいないようですが、日本はセミにとって住み心地が良い環境なのでしょうか。 「一般的にセミは土中で7年暮らすと言われてますが、それはあまり正確じゃないです。セミが土中で過ごす期間はセミの種類によっても違います。それと、同じ種類のセミでも栄養、エサの状態によっても違ってくることがわかっています。飼育の場合では、アブラゼミのエサにアロエを与えたところ、3年で羽化したという報告もあります。また逆に7年かかったということもあります。ニイニイゼミでは1年という場合もあります」と言うことですから、特殊な場合を除いてやはり7年なのでしょう。生物はうまくできていますね。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-28 01:33
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