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2006年 09月 02日
<自民総裁選>安倍氏、出馬を正式表明 改憲に強い意欲
いよいよ正式に出馬表明されました。私にはあまり違いは分かりませんが、他の候補者の方々と論戦をたたかわせて頂きたいと考えます。 安倍晋三官房長官(51)は1日、広島市内のホテルで記者会見し、自民党総裁選(8日告示、20日投開票)への出馬を正式表明した。同時に新憲法制定や教育の抜本的改革を掲げた政権構想「美しい国、日本。」を発表。外交関係では日米同盟と、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷え込んだ中国・韓国両国との信頼関係強化を明記。格差を固定しない「再チャレンジ」を重点施策とするなど小泉改革路線の修正も意識した。政権構想の中心が改憲と教育改革だそうですが、私は改憲が必要だと思っていませんし、教育改革も問題点のとらえ方としては賛同できません。学力が落ちていて大学で「リメディアル教育」などと言うことが必要になっているわけですから、それぞれの年代にふさわしい学力を身につける教育は必要だと思います。ただし、それはあくまでも教育の方法論の問題であって、それが政権構想の中心になっているのは理解できません。「規範意識」などは学校で教えられてどうなるものでもなく、社会全体で「規範意識」を持つような取り組みが必要でしょう。 「再チャレンジ」というのも「格差を固定しない」というだけで単なるパイの奪い合いを奨励するように聞こえます。 また、集団的自衛権の問題に関しては「日米同盟の機能を向上させるために個別具体例を検討したい」と述べ、現行憲法のまま解釈変更で行使を容認できないか検討する考えを改めて示した。首相官邸の機能強化の一環として、日本版NSC(国家安全保障会議)の創設にも含みを持たせた。こういう感覚では首脳会談再開はかなり先の話になりそうです。格差社会を生み出した小泉路線を否定されるのであれば、外交としてどこに問題があったのかきちんと整理して、どういう形で外交を進めていくのか明示して頂きたいものです。 消費税率引き上げに関しては「上げざるを得ないのはその通りだが、今の段階で何%と言うことは適切ではない」と具体策に踏み込まなかった。むしろこういうところにきちんと踏み込んで、どのような国にしていくのか明示して頂きたいです。霞を食って「美しい国」ができれば話は簡単ですが、そういうわけにはいきません。何故今議論できないのかが不思議です。 他の候補者の方々も声をそろえて「小泉改革路線修正」を叫んでいらっしゃいますが、考えてみれば皆さん小泉内閣の閣僚であるわけで、間違っている、と思った場合には閣僚としてできることがあったはずです。今になって「修正」というのは納得できません。少なくとも修正が必要だとお考えになった段階できちんと議論し、それが受け入れられなかった場合には閣僚を辞任する、と言う手段があるはずです。それすらできないのですから、あまり期待できません。圧倒的に有利な立場にいらっしゃるようですから、もうしばらくの我慢が必要と思った方が良さそうです。
by f16fightingfalcon
| 2006-09-02 00:40
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