profileage:44 sex:MALE residence:ibaraki occupation:engineer favorite: *Machintosh *Photographs *Watching Birds *Classic Music *Movies *Reading Books *Making Models *Swimming *Zen linkAmazon Japan フォロー中のブログ
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 09月 04日
<ピロリ菌>感染歴 胃がんのリスク5〜10倍に
ヘリコバクター・ピロリ菌は、オーストラリアのバリー・J・マーシャル教授と同国のJ・ロビン・ウォーレン医師により発見され、胃炎、胃・十二指腸潰瘍における役割を解明した業績により2005年にノーベル賞の生理学・医学賞を受賞しました。ご本人を実験台として、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染すると胃炎から胃潰瘍になることを証明されたエピソードが伝えられています。このようなリスクがあるとわかっていたら、ご自身で実験台になるなどと言う発想はなかったかもしれません。 いわゆる「後ろ向きコホート研究」の結果ですが、「前向き」に考えるとヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因であるとすれば除菌すればリスクが減るはずですが、効果がなかったという結果も出ているようですから、かなり複雑に要因が重なっているのであろうと思われます。従って「予防には、禁煙や食事の減塩、胃がん検診の受診などを勧める」という当たり前の対応が必要になると言う結論です。胃の中にヘリコバクター・ピロリ菌を飼っていても良いことは何もなさそうですから、感染が判明したらとりあえず除菌しておいた方が良さそうです。ちなみにヘリコバクター・ピロリ菌を除菌した友人の話によると、普通風邪をひいたときに処方されるような抗生物質を多めに飲む、ということで除菌されたようですから、さほど大変な治療ではなさそうです。 細菌の一種の「ヘリコバクター・ピロリ」に感染すると、胃がんになる率が5〜10倍高まることが、厚生労働省研究班(担当研究者=笹月静・国立がんセンターがん予防・検診研究センター室長)の大規模な追跡調査で分かった。ただ、海外の研究では、除菌しても胃がんにかかる率を減らせなかったとの結果が出ており、研究班は「予防には、禁煙や食事の減塩、胃がん検診の受診などを勧める」としている。
by f16fightingfalcon
| 2006-09-04 23:27
| News
|
ファン申請 |
||