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2006年 09月 10日
スピード違反の男、証拠隠滅を狙ってオービス爆破
イギリスでスピード違反の証拠写真隠滅のためにオービスを爆破した人がいるらしいですが、この話、あのミスター・ビーンことローワン・アトキンソン扮する間抜けな諜報部員の映画「ジョニー・イングリッシュ」を思い出しました。レッカー車にぶら下げられたアストン・マーチンに乗ってカーチェイスを繰り広げるジョニー・イングリッシュが何故かオービスに写真を撮られてしまったので、アストン・マーチンに装備されたスティンガーミサイルでオービスを粉々に爆破してしまうシーンがあります。このグレイグ・ムーアという方、あの映画を見てヒントを得たのかもしれませんし、「70%が賛成」とは言っても、写真を撮られてしまった人は、憎きオービスを「爆破したい」と思っているのかもしれません。そのあたり、見ているイギリス人の気持ちを映画の中でうまく代弁したイギリス風ギャグになっていたのでしょう。フランス人の描き方やエリザベス女王始め王室をネタとしたギャグなど、日本に置き換えると全く不可能なギャグの連続です。ちょっと前に読んだ富山太佳夫さんの「笑う大英帝国」に書かれていたイギリス国王は国民にギャグのネタを提供するために存在する、と言う話がありましたが全くその通りに作られた映画です。 でも、本当に爆破してしまうと、ギャグになりません。 [ロンドン 7日 ロイター] スピード違反でオービス(自動速度違反取締装置)に撮影されてしまった男性が、証拠隠滅のためカメラを爆破したがデータを消去することができず、結局逮捕されて4カ月の禁固刑となった。
by f16fightingfalcon
| 2006-09-10 09:38
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