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2005年 03月 12日
石垣市長が魚釣島上陸検討 中国の反発は必至
尖閣諸島は石垣市に含まれていたのですね。よく見ると手元の地図もそうなっています。石垣島から約170kmほど北にある島の領有権が話題になり、管轄する自治体の首長が上陸する、と言う話です。 もともと、外交文書(尖閣諸島の領有権問題について(日本外務省外交青書16号1972年3月))によると、 「尖閣諸島は,明治18年以降政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわたり現地調査を行ない,単にこれが無人島であるのみならず,清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重確認の上,明治28年1月14日に現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行なつて正式にわが国の領土に編入することとしたものである」 だそうです。その後のサンフランシスコ平和条約等を経て、特に中国が日本の尖閣諸島の領有権に対し異議を唱えなかったらしいですが、日中国交正常化前後に、この海域での地下資源が話題になるに及んで中国が領有権を主張し始めたようです。1971年の中国外交部声明「尖閣列島に関する中国外交部声明」などかなり激しい口調で領有権を主張しています。結果的に、田中総理と周恩来総理の第3回会談(1972年9月)では、 田中総理: 尖閣諸島についてどう思うか?私のところに、いろいろ言ってくる人がいる。 周総理: 尖閣諸島問題については、今回は話したくない。今、これを話すのはよくない。石油が出るから、これが問題になった。石油が出なければ、台湾も米国も問題にしない。 と言うような話があったらしくて、このときから先送り、うやむやへのの道を辿ったと思われます。歴史を遡れば遡るほど、中国が有利になってきそうな感じもしますが、中国自身が「台湾に属する」という認識を持っていることもあって、より複雑な様相を呈しているようです。日本も、根拠としては明治18年以前には遡りづらいようですし、お互いにきちんとした歴史認識がないと、話は平行線のままでしょうね。 いずれにしても、しっかりした根拠があるのであれば、きちんと主張したいですね。
by f16fightingfalcon
| 2005-03-12 13:18
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