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2005年 06月 09日
「分祀あり得ない」 靖国問題で神社本庁
世の中の人全てが神道、もっと言えば靖国神社の教義を理解し、その教義に従って生きているのならこのような発言も理解できます。同じ日本人でも、クリスチャンもいれば仏教に帰依する人もいます。そのような方をひとからげに「英霊」としてしまって、一度「英霊」になった方は何があろうと脱退できない、という主張を展開されても、理解に苦しみます。あとから「合祀」できたものがなぜ「分離」できないのか、神道を十分に勉強しないと理解できません。 宗教とは神も仏もありません。人間の営み、より良く生きるための智慧だと思っています。いずれの宗教、宗派にも自分が共感できるところはたくさんあります。人間の営みである以上、「あり得ない」などという前に「どうすればより良いのか」を考えるべきです。主張があるなら、靖国神社の立場で直接中国に主張すれば良いでしょう。 中国の立場を考えると、日本も受け入れている東京裁判、サンフランシスコ講和条約、さらには日中平和友好条約およびそれに際しての首脳会談の内容などを踏まえると、日本として東京裁判の結果を受け入れることで戦争の責任を明確にし、そのかわりに中国として個人レベルも含め以後の賠償請求を放棄する、様な話になっていたと私は理解しています。その時点での「歴史認識」を確定したというつもりだったと思われます。ちょうど時を同じくして1978年に靖国神社が「A級戦犯合祀」を行っているわけで、その「歴史認識」を否定する、というように見られても仕方ありません。ましてやそこに国家元首が参拝する、という行為がどのように映るか、少しは考えるべきだと思います。中国が主張するのは「分祀」でも「分離」でもなく、「1978年以前の状態なら誰が参拝しようとかまわない」ということだと思います。神道の教義に乗っ取るターミノロジーの問題ではありません。 少なくとも、靖国神社は「代案」をお示しになる必要があろうかと思います。
by f16fightingfalcon
| 2005-06-09 22:05
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