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2005年 06月 14日
<中教審>国際的に魅力ある大学院教育 中間報告でまとめる
最近、このような教育分野での「産学連携」が話題になることが多いです。産学連携は必要なことだと思いますし、連携によりより大きな成果が出てくることが期待できます。世界的に見ればかなり多くの成果が連携により生み出されていて、日本では「監督官庁の壁」や「研究資金投資における死の谷」の存在によって、「大学で生み出された成果が実用化できない」ことが問題で、連携が推進されて行く方向になっています。大学、大学院における人材育成に関してもこのような連携、連携を前提とした機構や制度の改革が提案されているようです。 ただ、「製品開発」のための連携であれば産業側もインセンティブがあり、必要な連携はなされて行くと思いますが、本来「教育」「人材育成」といった分野は「大学・大学院」の本来のミッションであるはずです。一昔前は「学」で基礎的な学力、ものの見方、考え方、大学院レベルになると、研究を通じて研究のストーリーを構築できるような高いレベルの「基礎的な研究能力」を要請することがミッションであり、それらの教育を受けた卒業生たちは「産」でさらにそれらの基礎的な能力をベースとして「職業人」として、職務を通じた教育を施されていました。いかに有能な「職業人」を育成するのかは企業の責任であり、有能な人材によって企業の業績に寄与するところが「インセンティブ」になっていたと思います。そういう意味では「単位認定のための長期間インターンシップ」がどのようなインセンティブが与えられるのか興味深いです。 大学・大学院における「職業教育」がどのようなものになるのか想像もつきませんが、本来のミッションである基礎的な教育がおろそかにならないことを望みます。
by f16fightingfalcon
| 2005-06-14 08:26
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