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2005年 08月 25日
「20回以上殴られた」 学校側聴取に野球部員
「10回はやった」と訂正 暴力の駒大苫小牧野球部長 今年は野球とはほとんど関係ないところで甲子園が盛り上がっています。こんな事でもないと高校野球自体が盛り上がらないようになってしまったのかもしれません。従って、主催紙を始め、マスコミで盛大に報道されるのでしょう。 まず、6月の「殴られた」回数ですが、 部長:3,4発平手で叩いた→10発はやった、と訂正 父親:3,40発は殴られた→20発は殴られた、と生徒が証言 と言う事ですから、実際には10〜20の間、が正解だと思われます。この際、殴った回数などほとんど意味はありません。 また、原因については、「エラーをしてもふざけていた」と言う事らしく、8月に「スリッパで叩かれた」時には「茶碗に入った食べかけのご飯をおひつに戻した」と言うように報道されており、これ自体、その後の「調査」でも訂正が出ていませんから、この通りだと考えられます。であれば、どう考えてもこの生徒は「非常識」で、集団生活に対しうまく馴染めていないように思われます。「体罰」など、容認できるものではありませんが、「野球部員と部長、という逆らえない関係でのパワーハラスメント」と言う図式は少なくとも成り立たないと考えます。単に、「生活指導」が行き過ぎて、手が出てしまった、と言うところが真相のように思います。この「部長」なる方も、すぐに手を出す問題教師、であるのかもしれませんが、この程度であれば、全国にはかなりの数のこの手の先生がいらっしゃると考えます。ひとえに「甲子園で優勝した」から話題になっていると考えられますし、あえて話題にした、と考えるべきでしょう。この「ご父兄」にも問題があろうかと思います。 学校は、もちろん、謝罪や反省が必要なところはありますが、「夏の甲子園優勝」と言う点に関して何ら恥じる事はないと思います。大会前の不祥事で出場しなかった明徳義塾はあくまでも「辞退」と言う言葉で報道されています。生徒の暴力や喫煙と言う普通に考えればどこの高校でもありそうな問題に対し、学校として、また、高校野球と言う場を通じて十分な指導が出来なかった、との反省から出場を辞退したのだと思います。駒大苫小牧の校長先生も「処分は受けるが、優勝の返上は考えていない」とおっしゃっています。高野連の圧力で「返上」させられるような事がないよう、毅然とした態度で臨んでいただきたいところです。 暴力行為や喫煙は、高校野球の問題ではなく、高校生、保護者、教育関係者など全体で考えて行くべき課題でしょう。
by f16fightingfalcon
| 2005-08-25 00:11
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