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2005年 11月 30日
<耐震偽造>衆院国交委で参考人質疑 不動産社長ら出席
この問題、「誰の責任なのか」と言うこと明確にすることは必要なことで、「偽造」を知らずに購入された方々の救済が第一だということは異論がありません。一部にはそのようなことは必要ないという政権与党の幹事長もいらっしゃるようですが。 ただ、国会で参考人招致も結構ですが、「国」は第一当事者です。いわゆる「サムライ」、一級建築士や弁護士、弁理士、公認会計士など、「士」が付く資格を認定し、高い専門性と、倫理観を持って必要な業務を真摯に行うことを「国」が認めた人にだけ付与される資格のはずで、お互いにその信頼のもとに仕事をしてもらっているはずです。ですから国も「建築確認」という、「申請があった建造物が、須らく適切に設計されていて建築に支障ない」と言うことを保障する大切な業務を「民営化」してしまうと言うようなことをなさっているわけです。時を同じくして「弁護士」が違法に業務を行っていたと言う話まで出てきて、このような「資格」認定精度にほころびが出始めている、と言うことが明らかになってきたのではないかと思います。 もちろん、真摯に業務に当たられている「士」の皆さんには迷惑この上ない話ですし、すべて「国」の業務に戻すわけにはいかないのでしょう。基本的に資格試験に基づく今の資格認定制度など、見直す必要があるのではないかと思います。単に知識を問うのではなくて、このような業務に真摯に当たることが出来る資質を見るようなことが必要になるのだと思います。また、きちんとした仕事をなさっている方々に、インセンティブを与えることを考える必要があるのだと思います。「限られた時間で受注する仕事を増やす」と言う発想が今回の問題の原因の一つだと思われますので、一定量以上の仕事がなされている場合は「要注意」と見るべきですし、きちんと時間をかけたことが、報酬につながるような仕組みが必要でしょう。 「士」が信頼を失う、と言うことは「国」が信頼を失うことにつながると思いますので、長期的に考えていく必要があると思います。
by f16fightingfalcon
| 2005-11-30 08:55
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