
技術系サラリーマンの独り言
by f16fightingfalcon
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2005年 12月 19日
Today's "Choral" in iPod:Sir Georg Solti
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今日はショルティ/シカゴ交響楽団の第9を聴きました。クラシックを聞き始めた30年ぐらい前、クラシックと言えば、カラヤン、ベーム、バーンスタインと言った指揮者やウィーン・フィルやベルリン・フィルを抱えている「黄色いラベルのグラモフォン」と何故か刷り込まれてしまっていて、それ以外のレーベルは何の根拠もなく一段下、と考えていて、同じような値段で買うのであればとりあえずグラモフォン、と言うような感覚でした。このような状況でショルティ/シカゴ響はグラモフォンでない、アメリカのオーケストラ、などと考えていて、食わず嫌いなところがありました。それから10年ほどたって、世の中LPからCDへと移り変わり、初めてCDプレイヤーを買ったとき、何かCDを買おう、と思って買ったCDの中にショルティの「マーラー交響曲全集」がありました。当時一枚4000円ぐらいしたCDが16枚組みで40,000円、大学の生協で買ったので15%引きでしたが、当時のアルバイト代を貯めて買ったのを思い出します。ショルティとはそれ以来の付き合いですが、シカゴ響の絢爛な響きを引き出していて、ヨーロッパのオーケストラとは一味違った世界があることを改めて思った次第です。それからさらに10年ほどを経て、仕事の関係で英国で1年過ごす機会があり、可能な限りコンサートに足を運びました。9月のロンドン・ロイヤルフェスティバルホールのシーズン開幕のコンサートで、ショルティがロンドン・フィルで第9を振るので、早めにチケットを購入して、聴きに行きました。ところが、コンサートの直前にショルティはお亡くなりになってしまい、実演に接する機会が永久に失われてしまいました。ちょうどダイアナ妃がお亡くなりになった前後の事で、まったく気がつかず、行くまで知らなかった、と言うような情けないことをやってしまいました。シーズン開幕コンサートと言うことで、王族がロイヤルボックスにお越しになり、最初にGod save the Queenを演奏し、全員起立して聴くところから始まったのは印象的でしたが、あっという間に終わってしまった印象で、終わったあとため息をつきながらパブでビールを飲んだことを思い出します。代わりに振った指揮者の名前すら思い出せません。
今となっては残されたCDで聴くしかありませんが、第1楽章からテンション高く絢爛な響きで颯爽とした、メリハリのある演奏です。第3楽章の艶やかな演奏も素晴らしいです。第4楽章もジェシー・ノーマン始め粒よりの歌手陣で、落ち着いたテンポで語りかけてくれる演奏です。
ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
サー・ゲオルク・ショルティ
シカゴ交響楽団
シカゴ交響楽団合唱団
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ラインハルト・ルンケル(アルト)
ロベルト・シュテンク(テノール)
ハンス・ゾーティン(バリトン)
1986/9
シカゴ
UCCD5006(London)
by f16fightingfalcon
| 2005-12-19 23:38
| iPod
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