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2005年 12月 28日
<山形特急転覆>鉄橋南側の線路に複数の傷 調査委が確認
盛り土で風の力増幅か 鉄道、風工学専門家が指摘 <JR西>社長、会長辞任 社外への“改革”をアピール 4月の事故からすでに8ヶ月が過ぎ、JR東日本で同様な脱線事故が起こったタイミングでこのような発表をなさったのは、予定通りなのでしょうが、何か意図があるのではないかと思ってしまいます。よく考えれば、列車が脱線転覆し、建物に衝突して折れ曲がったような事故現場を年に二回も見ることになろうとは思いませんでした。JR西日本では「安全問題の第一人者」が社長になられるようですから、今までの現場を知らない「旧国鉄の事務系エリート」ではないということでしょうから、今後に期待したいと考えます。 今回の東日本の事故は、4月の事故と原因がかなり異なっているとは思いますが、鉄道の現場に「危険を感じたときに止める」といった判断力、あるいは「危険を感じ取る能力」と言った能力がなくなってきている、という点では共通するものがあるのではないかと思います。もちろん、これは鉄道に限った話ではないのだと思います。本来はそのような「現場」の力をいかに回復させるか、ということがなされなければならないのに、何らかの原因を特定し、ハード的に対策をする、と言うことに落ち着きます。4月の事故でも結果的に新型ATSの設置が義務付けられたわけで、「運転手が故意に速度違反することが出来ないハード対策が出来た」と言うことで、いわゆる「安全神話」を作り上げることになります。JR西日本の事故でもATSは設置されていて、JR東日本の事故も、「風力計が設置され、基準値を上回ったら、列車の徐行・停止が指令される」というような「安全神話」があったはずですが、そのような設備では感知されない危険などに対処するために「人間」が運転しているはずです。十分なハード対策とともに、それらを安全に運用する「人間」の力が求められていると思います。 交代された技術系の社長さんが、いたずらに「安全神話」を作り上げることがないことを祈ります。
by f16fightingfalcon
| 2005-12-28 08:57
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