profileage:44 sex:MALE residence:ibaraki occupation:engineer favorite: *Machintosh *Photographs *Watching Birds *Classic Music *Movies *Reading Books *Making Models *Swimming *Zen linkAmazon Japan フォロー中のブログ
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 06月 14日
<訃報>岩城宏之さん73歳=指揮者
<岩城宏之さん>亡くなる3日前まで、ベートーベンを勉強 岩城宏之さん、私がクラシックを聴き始めた頃、40代ですでに大家の風格があり、若々しく颯爽とした演奏を聴かせてくれていたような気がします。大学生の頃、一度だけ実演を聴いたことがあります。長寿の方が多い音楽家としては、73歳はまだ若い、と言っても良いのかもしれません。残念です。 エッセイなども多く書かれていますが、様々なエピソードを本当に正直に、語りかけるような文章には岩城宏之さんの人柄が表れていて、親しみが持てました。オーストラリア・メルボルン交響楽団でストラヴィンスキーの難曲「春の祭典」を演奏したときに混乱してしまい、途中で演奏をやめて、客席に向かって謝り、途中から演奏し直したエピソードなどが印象に残っています。また、得意料理の話、NHKの料理番組に2回も出演して、キャベツを丸ごと鍋に入れてコンソメスープで煮るという「キャベツのどぼん」という料理と、キャベツを丸ごと盛りつけて、手で剥がしてドレッシングをつけて食べるという「キャベツのバリバリ」という二つの料理を紹介したそうです。これも、そのエピソードを紹介したエッセイの文章の楽しさもあって、印象に残っています。あまりにも簡単なので「キャベツのバリバリ」を試してみたのは言うまでもありません。 長い間、いろいろ楽しませていただいたことに感謝します。岩城宏之さんのご冥福をお祈りいたします。 NHK交響楽団正指揮者やメルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督など数々の指揮の要職につき、国際的な指揮活動を行う一方、軽妙なエッセーを書き、また歯にきぬ着せぬ主張で音楽界のご意見番でもあった岩城宏之(いわき・ひろゆき)さんが13日午前0時20分、心不全のため東京都内の病院で亡くなった。73歳だった。葬儀は遺志により親族のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。
by f16fightingfalcon
| 2006-06-14 00:05
| News
|
ファン申請 |
||