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2006年 07月 03日
技術情報を積極開示へ シンドラー、業者に指導も
ここまで問題が大きくなってしまえばこのような対応をしない限り、日本から撤退、と言うようなことを考えねばならなくなるかもしれませんが、基本的には過剰サービスだと思います。もちろん、製品が「死亡事故」を起こしてしまったのは取り返しがつかない失策ですが、原因は「製造者が保守業者に情報を開示しなかったから」と言う単純な話ではないと考えます。 他のメーカーも保守が他の保守業者に回ることもあります。その業者に対して十分に情報を開示しているかと言えばおそらく違っていて、製造メーカーで保守を担当していた技術者を引き抜くかOBを雇うことによって、さまざまなメーカーの製品に対応していたのが実情で、製造者が積極的に自社の利益を食っていく業者のサポートをする必要も義務もないと考えます。たまたま、シンドラー社は国内のシェアが低く、十分なノウハウを持ったOBや技術者が保守業者にいなかった、と言うことが原因だと思います。結果的に「十分な情報もないまま保守を請け負った」ことが最大の原因だと考えられます。そのような業者の見分けもつかずに保守、と言う安全に関わる作業を発注してしまったことも、管理者として大きな問題だと思います。エレベーターに限らず、車にしろパソコンにしろ、製造者がきちんとメンテナンスをすることが基本で、そのコストを下げる、と言う交渉はありえても「競争入札」によって一円でも安い業者を選ぶことが本当に利用者のためになるのか否か、考え直すべきです。 東京都港区で死亡事故が起きたエレベーターの製造元シンドラーエレベータは3日、国土交通省で記者会見し、同社のエレベーターを管理するすべての保守点検業者に対し、説明書を開示し、技術指導を行うなど積極的に情報提供に取り組む方針を明らかにした。
by f16fightingfalcon
| 2006-07-03 22:05
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