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2006年 09月 11日
<自民総裁選>安倍氏の歴史認識、論戦の焦点にも
ここまで主張がない、と言う方も一般的には珍しいと思いますが、それでいて自己主張の固まりでないと務まらない、とおもわれる政治家をなさっておられるのですから恐れ入ります。 先の大戦に対する考え方だとか、靖国神社の問題など、いま「論戦」と呼ばれている総裁選挙の運動の中で「自らの考えはどうなのか」と問われているのであって、「歴史家に任せるべきだ」などという答えを期待しているわけではありません。この記事を読む限りにおいては「歴史家に判断を要求する、そのような研究会を作る」というような具体的な行動に出るとも思えず、要するに「自分の考え方を言っても良いけど、言うと支持率が落ちそうなので、とりあえず先送り」とお考えになったか、「全く考えたことない」または「何を聞かれたのか分からない」のどれかでしょう。その点においては自らの考えをお示しになった他の2候補の方が評価できます。また、村山談話に関するコメントとして「歴史的に内外に発表した文章で、その精神はこれからも続いていく」などと、第三者的に発言なさっています。本当に首相になるつもりがあるのであれば、「続いていく」ではなくて「続ける」でしょう。この程度のリテラシーがない方を本当に総裁にして良い、と考えておられる方が8割もいらっしゃるのは驚きです。 政治家に限らず、もっと身近な企業の経営者や、管理職と言った方々も「自己主張」をなさらないことが多いです。その上で偉くなってしまうと、一番上に来たときに誰の言うことを聞けばいいのか分からなくなってしまい、さらに周囲の部下達は「何を言われても逆らえない」ということが現実に起こっていたりします。このまま彼のような方が上に立ってしまうと、そんなことが国家規模で起こってしまうのではないかと危惧します。 先の大戦の歴史認識をめぐり、安倍晋三官房長官の主張が明確さを欠いている。植民地支配と侵略に「痛切な反省」と「おわびの気持ち」を表明した95年の村山(富市)首相談話には必ずしも肯定的ではないが、アジア諸国の反発を考え、発言は慎重になっている。戦争に対する評価を避けることで当面はしのぐ方針とみられるが、首相の歴史認識は外交姿勢に大きな影響を与えるだけに、総裁選の論戦で大きな焦点になりそうだ。
by f16fightingfalcon
| 2006-09-11 22:25
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