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2007年 07月 26日
この前の東京の行き帰りでジェフ・エドワーズの「U307を雷撃せよ」を読みました。久しぶりの潜水艦ものです。これまで通勤時間、しかも乗車時間が長く、かなりハイペースでいろんな本が読めましたが、乗車時間が短くなったので、主に飛行機の中で読むことになります。飛行機の中、気圧が下がって頭が働かなくなるのですが、この本は面白かったです。ドイツのAIP(Air Independent Propulsion)を備えた最新鋭の潜水艦U212A型が中東のシラジ(架空の国ですが、明らかにイラク)に送られようとするのを米国の水上艦で阻止するというストーリーです。政治的な問題も絡み、このような状況での戦闘を余儀なくされているイージス艦の艦長を中心に物語は進んで行きます。ディーゼルですがAIPが備えられていると原潜並みの性能が発揮できますから、これらを水上艦だけで迎撃するのは圧倒的に不利です。さらに、頭が固く、戦闘指揮能力に問題があるにもかかわらず階級が上であるために全体の指揮を執ることになった大佐にも悩まされながら戦うという現代社会にありがちな設定もあって、面白かったです。
前にも「ドイツが南アフリカとくんで第3次世界大戦が起こる」というような近未来軍事ミステリーを読んだような気がするのですが、なぜかこういうストーリーでは必ずドイツが悪者になっているような気がします。ドイツの方々、こういう話をどういう気分で読むのでしょうか。
by f16fightingfalcon
| 2007-07-26 08:57
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